2019.2.17

ワークショップ横浜市大病院(神奈川)「形成外科医師対象の絵画レッスン」開催いたしました。

しんしんと雪が降るなか、寒さのおかげで絵を描いたり粘土を触るのには絶好に集中力が発揮できるひと時・・

先日、横浜市立大学にて形成外科医対象の絵画教室を行いました。

第1回目の講師は、東京藝術大学出身画家で作家の熊谷直人さんをお迎えし、横浜市立大学病院にて行いました。

今回、形成外科医師の皆さまが初心者という事で、初歩的な事を重点にレッスンを行いました。

レッスンを行うなか、我々美術を専門とする者からも通ずる、医学的に形態などの美しさを追求する精神という情熱を感じました。

前半3時間、道具の使い方(鉛筆、消しゴム、ガーゼなど)

グレースケール制作、静物・人体クロッキーからの粘土による造形感覚のウオーミングアップ

後半3時間、鏡を使用した自画像デッサン・・・

6時間でひとつひとつの課題がなかなかタイトに進行しましたが、作品を仕上げていく過程がとても個性的でこちら側もたいへん勉強させていただきました。コミュニケーションとは、表現です。

表現というツールを使って、わたしたちは子どもから大人(シニア)まで対象とした造形絵画教室や出張ワークショップを運営する、アトリエべるを立ち上げました。

今まで美術に関する仕事に勤め、美大生や美術がもっと社会で活躍できるきっかけを作りたかったからです。

アトリエべるのレッスンでは、皆さまが目指すゴールにコミット出来る形が望ましいと考えております。

今後、普段携わらない色々な素材を使って手を動かしていくことで応用が感覚に身についていくよう、素材に対する好奇心や新鮮さ、面白い企画や提案などしていきたいと思います。また、様々な作家さんと一緒にレッスンを進めていきたいと思っております。

皆さまが今後のお仕事に活きる有意義なお時間をお過ごし頂けますよう、全力でこれからも取り組んで参りまたいと思います。