はじめてのデッサン(スケッチ)カリキュラムについて詳しく解説します。【前編】

制作時間1h〜2h

ご家庭でも手軽にはじめられる・楽しめるデッサン(スケッチ)に必要な道具や描き方の手順について説明します。

光と影によって物を立体的に捉え描く「デッサン(スケッチ)」。ピカソやゴッホなど特徴的な絵を描く多くの画家も最初はデッサン(スケッチ)を学んでいます。絵画において「描く力」と「見る力」が身に付く技法です。

「はじめてのデッサン(スケッチ)」画像1

STEP.1 必要な道具を揃えてみましょう。

「はじめてのデッサン(スケッチ)」画像2

鉛筆

ユニ、ステッドラーといったメーカーのものがデッサン(スケッチ)専用のものになりますが、文房具店で販売しているものでも構いません。はじめは「HB、B、2B、4B」の硬さの違う四種類を揃えましょう。

「はじめてのデッサン(スケッチ)」画像3

練り消しゴム

こちらも画材販売店に行けば専用のものが購入出来ますが文房具店のものでも構いません。

「はじめてのデッサン(スケッチ)」スケッチブック画像

スケッチブック

マルマンのスケッチブック(イラスト画像)がオススメです。

サイズはF6〜F10サイズのものが望ましいです。

カッターナイフ

鉛筆を削るのに使います。

ティッシュペーパー

画面をこすり柔らかくぼかす時に使います。

「はじめてのデッサン(スケッチ)」描くモチーフ画像

描くモチーフ

はじめはリンゴ、ジャガイモ、レモンなど丸みがありシンプルな形のものが望ましいです。慣れてきたら自分の「描きたい!」と感じるモチーフを選んでいきましょう。

鉛筆の削り方

デッサン(スケッチ)に使う鉛筆は芯を長く出すように削ります。

「はじめてのデッサン(スケッチ)」画像6

デッサン(スケッチ)的描写の練習

デッサン(スケッチ)では「鉛筆を寝かせることで広く塗る」「鉛筆を立てることで細かい描写をする」といった様々な描画が出来ます。HBと2Bなど硬さの違う鉛筆を使い塗った時の濃さの違いを確認しましょう。

「はじめてのデッサン(スケッチ)」画像7
はじめてのデッサン・スケッチ(素描)
もっと詳しくデッサン・スケッチ(素描)を学びたい方

よりデッサン(スケッチ)について深堀りしたい方はオンラインレッスンをご利用ください。道具の使い方やモチーフの捉え方、デッサン(スケッチ)的な描き方を生徒さんの経験値に合わせ丁寧にレッスンします。初回の1時間は「箱」と「丸い果物」をモチーフとしてデッサン(スケッチ)を行います。美大出身のプロフェッショナル講師が丁寧に指導いたします。

オンラインレッスン受講

STEP.2 モチーフと描く姿勢をセットしましょう。

デッサン(スケッチ)を描く上で大切になるポイントの1つがモチーフと描く姿勢のセッティングです。

ポイント① 照明とモチーフの位置関係

はじめてデッサン(スケッチ)をする時には光と影、明暗が分かりやすいようにモチーフを置きましょう。
モチーフに対して右上か左上から照明が当たるのが望ましいです。複数の光が当たる場合は光源の数を絞ってあげましょう。

「はじめてのデッサン(スケッチ)」画像8
「はじめてのデッサン(スケッチ)」画像9

ポイント② モチーフの高さ、自分との距離

モチーフは自分が正面を向いて少し見下ろすくらいの位置が望ましいです。
また、イーゼル(絵を立てる台)を使用しない時は机にスケッチブックを立てかけると描きやすいです。

「はじめてのデッサン(スケッチ)」画像10

ポイント③ モチーフの影は見やすく

モチーフの影の形が分かりやすいように白いテーブルでない場合はスケッチブックの紙を一枚使いモチーフの下に敷いておきましょう。

ポイント④ 自分の描く位置を固定する

デッサン(スケッチ)を描く時に自分自身が右や左に動くとモチーフを一方向から描けません。
観察する時は色んな方向から見る、描く時は決まった場所で描く、ということを心がけましょう。

はじめてのデッサン・スケッチ(素描)
もっと詳しくデッサン・スケッチ(素描)を学びたい方

よりデッサン(スケッチ)について深堀りしたい方はオンラインレッスンをご利用ください。道具の使い方やモチーフの捉え方、デッサン(スケッチ)的な描き方を生徒さんの経験値に合わせ丁寧にレッスンします。初回の1時間は「箱」と「丸い果物」をモチーフとしてデッサン(スケッチ)を行います。美大出身のプロフェッショナル講師が丁寧に指導いたします。

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楽しい時間をありがとうございました。また機会があれば、参加したいとおもいます。

住まいも遠い、仕事をしているなどがあるため、オンラインで個別に対応また、カリキュラムもご対応いただけるようでこの、ペースだったら続けさせてあげられそう、続けたいと思います。毎週は難しいのですが、2週間もしくは1ヶ月に一回ぜひ継続させていただきたいです。よろしくお願いします。

学校では美術の特別研究クラスが始まりましたが、名画の模写など真面目な内容であった様です。昨日の先生のレッスンは自由で楽しかった印象が強く、またレッスンに参加させていただきたいとの感想を持っています。

レッスンではお世話になりました。 また機会ありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

ありがとうございました。弟も参加したいです。

※オンラインレッスンを実際にご受講頂いた生徒の保護者様へ、弊社が実施したアンケートに対するご意見です。
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