2025.12.5
家庭教師レッスン「お子さまと一緒に歩く美術鑑賞」のご案内
アトリエべるの講師と一緒に美術館や展覧会の展示作品を見て回ることで、美術の面白さを学ぶことが出来ます。
美術史的な視点だけでなく、こどもが絵画に興味を持てるように、作品の簡単な説明を行います。
※家庭教師のレッスン概要は こちらのページ をご参照ください。
2025年開催「オルセー美術館」展について
お待ち合わせ
西洋美術館はファスト・トラックのシステム(未就学児のファストパス)の利用が可能なため、混雑時でも安心した鑑賞ができます。美術館スタッフの方が、小さなお子さまでも見やすいルートを教えていただきました。
入館前の準備
「当日、鑑賞する油絵についての解説」
担当講師が本日のメインとなる油絵についての簡単な解説をクイズ形式で行います。子どもたちにとっては、絵画の内容や歴史という導入を非常に難易度が高く感じてしまうため、どんな色があって、どんな形が隠れているのかを「探す」ということを切り口にゲーム感覚で鑑賞してもらいます。それに伴い、展覧会のテーマである印象派の特徴を説明します。


鑑賞するにあたってのポイント「色彩について」
「何色に見えるかな?」
印象派の一番の特徴でもある色についてお話しします。古典的な絵画と印象派の絵画の違いの差をまず見比べ、望遠鏡を使って観察し、カラーチャートを用いて絵の色を探すことで、古典的な絵画に比べて色数の多さを実感してもらいます。また暖色と寒色についてついての説明を行うことで、楽しい場面なのか、悲しい場面なのかの想像にも繋がります。
鑑賞するにあたってのポイント「マチエールについて」
「どんな触り心地かな?」
次に特徴的な描き方について、二つの描き方(つるつるとでこぼこ)の絵に触ってもらい、展示されている絵がどちらに属するかを見てもらいます。古典的な絵画はつるつるな絵が多く、印象派前後の時代から絵画には絵の具顕著な盛り上がりが現れます。古い絵なのか新しい絵なのか、色の違いだけでなく描き方の違いにも触れてみます。
鑑賞するにあたってのポイント「形体について」
「どんな形が隠れているかな?」
どの時代の絵画にも、モチーフを繋げることで現れる形があります。今回は一番シンプルな三角形を絵の中に探してもらいます。大きな三角、小さな三角を見つけることで、絵の主役脇役を探してもらいました。主役となる人物付近に目立つ三角が多いことにも気づけます。
最後に「お子様の感想」
「どんな形が隠れているかな?」
最初はどんな場面かな?と聞いてもわからないの一択でした。しかし上記を踏まえ絵を鑑賞してもらうことで、最後には絵の物語を想像することが出来るようになります。黒い色が多い絵を悲しい絵に見えると捉えたり、2枚のポートレートを見て同じ部屋で話しているように見える、など自分が感じた世界を言葉にすることが出来るようになりました。
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