16週小学校受験・絵画「人物特訓」カリキュラム(2025年度向け)

昨年に引き続き、2025年度向けの人物特訓コースをアップデートしました。

本カリキュラムは、お子様が全16回のレッスンを通して小学校受験にて頻出する人物を集中的に特訓するためのカリキュラムになります。

基礎1・基礎2・体験・想像など、計4つのテーマで構成されており、1つのテーマごとに4回のレッスンで人物を用いた場面の表現を身につけられるようになっています。

32週のカリキュラムを終えたお子さま、人物が苦手なお子さまは全16回のカリキュラムで人物表現を学ぶことができます。

※一定期間、簡単なカリキュラムを繰り返し積み上げ学習する事で、高度な表現を行うための基礎力を身に付けます。

基礎編1

【目標】基本の動作を習得します(絵画32週終了している方は復習になります)

【第1週】正面、後ろ向き

人物を描くうえで一番重要な正面向きを習得します。また後ろ向きの人物は、正面向きの際の顔部分を髪の毛にするだけで描くことができます。同時に学ぶことでより応用の効く習得が可能になります。

1. 正面の自分
2. 正面の人(自分とは別の性別)
3. 後ろ向き
【第2週】横向き、歩く、走る

正面の時とは何が違うのかを考えることで、横向きの人の特徴を探していきます。また横向きの人の腕や足の描き方を変えることで歩く、走るポーズが描けるようになります。覚えるのではなく、体の動きを理解することがポイントになります。

1. 横向きの人
2. 歩く人
3. 走る人
【第3週】座る(椅子に座る・正座)、しゃがむ

作業や食事などをする場面では、座ったりしゃがんだりするポーズを多く用います。特に座るポーズでは椅子が必要になるため、椅子の形を理解した上でどう座るのか考えてみましょう。

1. 椅子に座る
2. 正座
3. しゃがむ
【第4週】感情表現(表情)

感情によって表情やポーズは大きく変わってきます。4週では、実際に自分でやってみることが特に大切であり、確実な習得につながります。驚いた時の表情や、ポーズなど誰がみてもわかる場面になっているかの確認もします。

1. ニコニコ顔・泣いてる顔・怒る顔
2. 目を閉じてニコニコ顔・驚いてる顔・寝てる顔
3. 目線の向き(上・右横など)・困った顔

基礎編2

【目標】人物の細かい表現を習得します

【第5週】感情表現(ポーズ)

感情によって表情やポーズは大きく変わってきます。5週では、実際に自分でやってみることが特に大切であり、確実な習得につながります。驚いた時の表情や、ポーズなど誰がみてもわかる場面になっているかの確認もします。

1. 嬉しい時
2. 悲しい時
3. 困っている時(これが一番難しいです)
小学校受験絵画「人物特訓」コース・チケット
【第6週】家族を用いてバランスとプロポーション

ここでは頭部、上半身、下半身の3つのバランスにわけてプロポーションを学びます。また家族をモチーフにその基本的な比率を大小させることで、子どもと大人の描き分けを行います。

1. 子供
2. 父
3. 母
4. 祖父
5. 祖母
6. 犬などのペット
【第7週】服装

ここでは性別や季節によって服装が変わることを学びます。帽子やマフラーなどを描く場合は、これまで描いてきた人物の描き順との違いを注意しましょう。

【第8週】特殊なポーズ(泳ぐ、寝る、階段を上る)

ここでは特殊なポーズの練習をします。同時に絵の中の人をイメージ通りに動かせるかの確認を行います。例えば、「泳ぐ」「寝る」という体の向きが横になるポーズは「鼻」「首」の位置と向きを気をつけることがポイントになります。階段を上る人も足の高さと段差の意識を持たないと描けません。より具体的な場面を想像してみましょう。

1. 泳ぐ
2. 寝る(横からの視点)
3. 階段を上る
4. 投げる
5. 空を飛ぶ

実践編1

【目標】場面に適した動作のポーズの習得

【第9週】大きく描いてみる

何かを見つけた、びっくりした場面など、表情が重要になる絵では体を全て入れず、足を切ることで顔を大きく描くことができ、より感情の表現をしやすくなります。どのような場面で使うことができるか考えながら描いてみましょう。

【第10週】体の向き

ここでは、イメージしている絵に対して、一番適した体の向きを考える練習をします。例えば感情表現が大事な絵では、顔を横向きに描いてしまうと表情の表現が半分になってしまいます。自分が描きやすい向きを描くのではなく、場面に適した向きで人物を描いてみましょう。

ex)1. お化け屋敷
ex)2. 家族/お友達みんなでのおでかけ
ex)3. おいしいご飯を食べるとき
ex)4. かくれんぼ
ex)5. 動物のお世話
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【第11週】体の重なり

左右の手がバラバラの動きをする場合に重なる表現が必要になります。例えば食事のシーンではお箸を持つ手、お皿を持つ手など異なる動きが出てきます。そういった場面を描けるよう、どうしたら重なっているように見えるかを学びます。

【第12週】道具を使う人(スポーツや遊び)

サッカーや野球など野外、トランプや積み木など室内での道具を用いる場面の練習します。実際に自分でどんなポーズかを行うことで、より深い理解につながります。

ex)1. サッカーや野球、ボール遊び、縄跳び
ex)2. 虫取り
ex)3. トランプや積み木、ぬいぐるみ
ex)4. ピアノなど楽器や跳び箱などの体操
ex)5. ほうきや雑巾、お掃除道具

実践編2

【目標】言葉からの場面設定の習得

【第13週】同じポーズの組み合わせ

これまでに描いてきたポーズを使って、どんな場面が描けるか想像してみます。本来であれば描きたい場面に必要なポーズを選択するという流れですが、ここではポーズから場面を想像することで、発想力を鍛えます。自分が普段どんなポーズをすることがあるのか思い出すのが重要になります。

ex)1. 走る人たち→鬼ごっこ、かけっこ
ex)2. 向かい合って座る人→食事、ピクニック
ex)3. 後ろ向きで横並び→観察
【第14週】不思議な形との組み合わせ

講師がランダムに形を指定します。それを何かに見立て、人物と組み合わせて1枚の絵にしていきます。

ex)1. 何かに似ている形と人物
ex)2. 丸っぽい形と人物
ex)3. 角のある形と人物
ex)4. 不規則な形と人物
ex)5. 細長い形と人物
【第15週】主役を描こう1

講師がある場面の主役となる人のポーズを「言葉」で伝えます。そのポーズを「想像」して描いてみましょう。さらに脇役となる周囲も描いてみましょう。

ex)1. プレゼントを開けて私/僕は「びっくり」しています。
ex)2. 鳥と一緒に空を「飛んで」います。
ex)3. 仲良くなった生き物の背中に「乗って」います。
ex)4. 洗濯物を「畳んで」います。
ex)5. 木に「登って」います。
【第16週】主役を描こう2

講師が簡単なお話をします。そのお話を聞いて、「主役は誰か」「どんな表情・ポーズか」「決めた主役をどこに描くのか」を考えて一枚の絵を描き上げます。

ex)1. 私/僕はとってもお腹が空いています。お母さんはキッチンで私/僕の大好きなオムライスを作ってくれています。
ex)2. アイスクリームを落としてしまいました。悲しんでいる私/僕をみたお友達がアイスを分けてくれました。
ex)3. 不思議なトンネルの先には魔法の世界が広がっています。お友達は先に行ってしまいました。でも中を通るのはとても怖そうです。
ex)4. 私/僕は世界で一番大きな◯◯を発見しました。
ex)5. 小さくなった私/僕と机の上
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